
〜目的に合わせた「展開法」の選び方でリーディングがもっと深まる〜
目次
◆ タロットの扉を開いたあなたへ
前回の記事でタロットカードの歴史や、カードの意味について触れたあなた。
「実際にどうやってカードを展開するのか知りたい」と思いませんでしたか?
そう、カード1枚1枚の意味を覚えるだけでは、タロット占いは始まりません。
どんな質問に、どんなスプレッド(展開法)を使うか?
それこそが、占いの“奥深さ”を左右する鍵なのです
今回は、そんなタロット占いに欠かせない「スプレッドの使い分け」について、代表的な3種類を中心にご紹介します。
◆ スプレッドとは?|質問と向き合うための「配置」
スプレッドとは、カードを展開するパターンのことです。
質問の種類や深さに応じて、適したスプレッドを選ぶことで、リーディングの精度や解像度が大きく変わります。
スプレッドは単なる「カードの並べ方」ではありません。
それは、あなたの問いに対してカードたちが語る「物語の構造」なのです。
◆ スプレッド1:ワンオラクル(One Oracle)
◎ 特徴と使いどころ
- 使用カード数:1枚
- 向いている質問:YES/NO・今日の運勢・軽いアドバイス
最もシンプルなスプレッドであり、初心者にも扱いやすいのがこのワンオラクル。
1枚のカードから、今のあなたへのメッセージを読み取ります。
◎ こんな時に便利!
- 「今日はどんなことに気をつけたらいい?」
- 「この件、進めていいのかな?」
- 「今の自分へのアドバイスがほしい」
気軽に引けるぶん、1枚に込められたメッセージは奥深く、直感力が問われる展開法ともいえるでしょう。
◆ スプレッド2:ケルト十字(Celtic Cross)
◎ 特徴と使いどころ
- 使用カード数:10枚
- 向いている質問:複雑な悩み、人生の大きなテーマ、深い相手の気持ち
タロットリーディングにおける“王道”とも言えるケルト十字スプレッド。
過去・現在・未来・問題点・潜在意識など、複数の視点から今の状況を読み解くことができます。
◎ 展開ポジションの例(抜粋)
- 現在の状況
- 問題の核心
- 過去の影響
- 未来の可能性
- 顕在意識と潜在意識
- 結果とアドバイス
◎ こんな時に使える!
- 「この恋、どう進んでいく?」
- 「転職すべき?今は動くべき?」
- 「あの人は私をどう思っているの?」
ケルト十字は“物語”を読むような感覚で、占いのストーリー性を堪能したい時に最適です。
◆ スプレッド3:ホースシュー(Horseshoe Spread)
◎ 特徴と使いどころ
- 使用カード数:7枚
- 向いている質問:状況判断・決断に迷っている時・複数選択肢がある時
馬蹄(ホースシュー)の形にカードを並べて、時系列と流れを読み解いていくスプレッドです。
◎ カード配置の意味(一例)
- 過去の影響
- 現在の状況
- 近未来
- 問題点
- 周囲の状況
- アドバイス
- 最終結果
ケルト十字よりもスッキリとした構成で、「動くべきか、待つべきか」などの判断に強いスプレッドです。
◆ スプレッドの選び方|目的に合わせて使い分けよう
● YES/NOを知りたい → ワンオラクル
● 複雑な悩みをじっくり見たい → ケルト十字
● 決断や選択のタイミングを探る → ホースシュー
このように、それぞれのスプレッドには「得意な場面」があります。
初心者はまずワンオラクルから始め、慣れてきたらケルト十字やホースシューに挑戦するとよいでしょう。
◆ まとめ:スプレッドは“問い”と“答え”の架け橋
タロットカードは、ただの絵札ではありません。
それぞれが、あなたの「問いかけ」に応じて“語るための力”を持っています。
そしてスプレッドは、その声を受け取る「構造」なのです。
- 「今の自分に必要な気づきが欲しい」
- 「気になるあの人との未来を知りたい」
- 「次に進むタイミングを読み解きたい」
そんな時は、適切なスプレッドを選ぶことで、カードが語るメッセージがクリアになります。
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